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2019年4月21日
リーダー研修:豊かな沈黙

普段誰よりも優れた答えを先んじて語るのが勝負のコンサルタントの方が、自分でなく相手の答えが自ら立ち上がってくるのを深く信じてただ待つ沈黙には、ご本人にとっても、また相手にとっても大きな意味があります。その豊かな沈黙が行き詰まりを打破し、新しい関係性を育んでいくのだと思います。昨日はそんな現場を見ることができた佳い日でした。

2019年4月12日
リーダー研修:初めての広島

グローバル企業のリーダーシップ研修のファシリテートで、初めて広島に行ってきました。祖母が愛媛にいたので瀬戸内エリアは縁があるのですが、なぜか広島は初めて。オーストリア、ドイツ、中国、インド、メキシコ、ベネズエラ、ブラジル、イギリス、フランス、スコットランド、日本、と色々な国のリーダーの方々と一緒に、広島平和記念館にも行ってきました。こんなに沢山の国の方々と一緒に平和を祈れたのは私の人生にとってとても貴重な体験でした。

上手く説明できないのですが、言葉を発する時、その手前に感情がありますが、その感情の奥にある大事な感覚の存在を感じます。その大事な何かを感じた時に、感情は浄化され、言葉はどうでもよくなる。でもその時に逆に言葉が本物になる。歌う時も、それは一緒だなあと思います。

そして、みなさんカラオケ大好き。中国語、フランス語、スペイン語だけでなく、ドイツ語まであるなんて知らなかったです。歌って国を超えて繋がって、カラオケの発明は日本人が世界に送ったギフトだなあ。。

I visited Hiroshima for the first time. Luckily I was in a wonderful group of people coming from all over the world, including Austria, Germany, China, India, Mexico, Venezuela, Brazil, England, France, Scotland and Japan. It was such a precious experience for me to pray for peace with all of them at Hiroshima Peace Museum.

And everybody just looove Karaoke. Singing together instantly calls forth who we really are and makes real connections.

2019年3月18日
日本文化:茶道体験のお手伝い

アメリカの大学院で日本経済を研究していらっしゃる教授と生徒さん達が来日なさっていて、茶道を体験なさりたいということで私の習っている先生のところにいらっしゃいました。教室の皆で協力しておもてなししました。

蹲で手を清める作法、お茶室への入り方、お菓子やお茶の頂き方、微妙な動きのひとつひとつの裏側には、計算されつくされた思考と他者を慮った愛の想念があるのが茶道だなあと思います。私自身もその入り口で感歎状態なので、これ説明し出すと、えっとですね、、これはですね、、と長くなるし、英語で微妙な茶道の所作を説明するのは本当に難しいことだなあと思います。

でもそんな日本人でも知ってびっくりするその深遠な世界を海外の方に体験して頂けて良かったです。最後に生徒さんが、お茶室の静寂の中で、かすかに感じた水の音や風の音の豊かさについてコメントなさっていたのが印象的でした。教授が、日本は文化のtreasure boxだとおっしゃていたのもうれしいことでした。強くAgree。私が、Learning tea ceremony is learning lifeと言ったら、みなさん、なるほどとわかって下さったのも短い時間だったけど心が通じた気持ちがしました。日本文化の持っている豊かさの質感の繊細さと奥深さに、沢山の方に触れて欲しいと感じます。

2019年3月8日
スピーチ・コーチング:変革リーダーのスピーチ

どんな業界のどんな組織でもビジネスの世界では「変革に挑戦すること」に絶対的なニーズがあります。それに応えるべく、チームの皆に変革を訴え啓蒙し続けるリーダーのスピーチの研修を長年続けてきています。

色々大事なことはありますが、一番思うことは、外の世界とクライアントさんの内なる心の世界は実は繋がっているということ。社会の変化ー組織の変化ーうちの部署の変化ーうちのチームの変化ー上手くいってないOOさんとの関係性の変化ー私の心の変化。実は見えない糸で繋がっています。スピーチを創りご自身を表現していく過程の中で、クライアントさんが、予期せぬ自分自身の大事な心の変化の場所にホロリと触れることがあります。

説得の技術ももちろん大事ですが、そんな心の場所を確認することが、実は周囲の人々の心を動かす原動力になると感じています。結局聴き手は、「その人の中で起こっている本当のこと」を感じ取り、心動かされるのです。

2019年2月24日
コーチング:新規事業開発リーダー

新規事業開発リーダーの方々のコーチングのご縁を頂くことが多いです。今までの事業の成功パターンに安住せずリスクに挑戦するガッツのある方々。会社のDNAは大事にでもフォームはどんどん変化させていく柔軟性とバランス感覚のある方々。市場や社会の変化を先取りするシャープなセンスとカン、枠を外して現実化する不屈の遂行力を持つ方々です。ただ・・既存の事業部には、なんとなく金食い虫的な視線で見られたり、蒔いた種はなかなか発芽に時間がかかったり結局立ち消えたり、チーム内の担当者にとってはハンズオンの達成感が感じられにくいぶん動機付けも大変だったり、、ご苦労も多いけれど、このポジションに、どんな人材を置きどれだけのリソースを投じているかは、会社の将来を左右すると思います。そして実際しています。

2019年2月6日
コーチング:向きあうタイミング

人は皆賢くて、何が問題で自分の中の何を見ないといけないのかをわかっているのだと思います。うまく言葉で表現できなくても、心のどこかで知っている。そして忙しい現実における状況の掃除にめどがついて、本当のテーマをテーブルの上に上げる余裕と勇気が出た時、コーチングを受けたいと思われるんだと思います。

2018年11月6日
次の世代:すごい若者

最近の若い方にすごい人がいるものだと思います。
精神的な高みとは、人生の紆余曲折を経てだんだんと近づいていく世界っていうイメージがありました。自分の魂の道と逆行する環境に生まれたり予想外の苦労があったりで、迷いながら、傷つきながら、多くの人に助けてもらいながら迷惑をかけながら、ピンボールのようにあっちこっちにぶつかって、気づいて、手放して、だんだんと角がとれて、大事な何かが結晶化されて、その人なりの真理と優しさに近づいていく。でも、最近の10代、20代の人で、そんな余計な苦労すっとばして、最初から知っている人たちがいます。なんというか、生まれる前から神様にヘッドハントされていて、黄金の真理の巻物を託されて産声を上げていて、周囲への慈悲と貢献の心に溢れ、常に本質と繋がっていて、能力豊かでビジョン大きく、でもおごり高ぶりHidden Agendaなく、さらにまったく国境の意識がない。そんなすごい若者に会うと、心から尊敬の気持ちが溢れてくるのと、世の中暗いニュースが多いですが、ああ、まだ世界は大丈夫だ、、と思うのでした✨

2018年11月2日
人生の舵取り: 捨てる勇気

ある方と出会って感じました。捨てる勇気のある人にしか得られないものがあると。
Aの船を降りる前にBの船のチケットを予約しておくのでなく、何の保証もないけれど、Bの船への情熱を信じてAの船を降りる。その自分の真実に忠実な捨て身の空白に身を投じる勇気があるからこそ、つかめる運や出会いがあるのだと思います。そしてそこには計り知れないほどの努力の蓄積がある。今の成功を手放す潔さと成長への信念が、新しい道を創って行くのだと思います。

2018年9月27日
コーチング:変革期はご褒美

コーチングを希望する企業のリーダーの方々はたいてい、なんらかの変化の時期にいらっしゃいます。ご本人的には大変だったり辛かったりトラブル連続だったりかもしれませんが、変革期は実はご褒美なんだと感じます。それまで今までのパターンをしっかり生きてきた人へのボーナス。それまでの宿題を完了したから観ることのできる新しい世界。新しい流れに対応するためにご本人も脱皮せざるを得ないので、新しい皮膚がヒリヒリしたり、脱いだ殻が足元にまとわりついたりですが、剥けていくプロセスを応援したいと心から思います。

2018年9月22日
フィードバック:正しければいいというわけではない

スピーチ・プレゼン、プロコーチ育成等様々な研修で何千人の方々にフィードバックをしてきて、フィードバック(相手に関して気づいたことをその人に伝える行為)についての質問をよく頂くので、大事だと感じることをひとつ。フィードバックは、正しい賢いことを言い抜けばいいというわけではないです。あくまでも、言葉を受け取った人が、課題に前向きに取り組む具体的ヒントや心の持ち方に気づいて新しい一歩を踏み出す後押しにならないと意味がないです。ただ大丈夫と許可保証するのも、ダメな所だけ指摘するのも違う。伝える側の人が自分の正しさや能力を証明するモードはもっと違います。目の前の人の本来の特性と大きな可能性を見抜く直感と、成長への無駄のない道筋のアイデアの引き出しが豊富であることが大事です。焦らず信じ続ける力と意図が何よりの土台かもしれません。


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